top of page

販売士とは

販売士とは

 現在の流通業界を取り巻く環境は、少子高齢化やライフスタイルの変化をはじめ、IT化の急速な進展などにより、急激かつ大きく変化しています。

 このような状況のもとで、流通業界で最も必要とされているのが、多様化・高度化した顧客のニーズを的確に捉え、豊富な商品知識や顧客に配慮した接客技術を武器としてニーズにあった商品を提供するとともに、商品の開発や仕入、販売、物流などを効率的かつ効果的に行うことができる「販売のプロ」なのです。

 販売士は、40年以上の実績を誇る日本商工会議所が認定する“流通・小売分野で唯一の公的資格・専門資格”であり、流通・小売業界のみならず社会的にも高い信頼と評価を得ています。

 検定試験は、販売に必要な商品知識や販売技術、仕入や在庫管理、マーケティングなど、より高度で専門的な知識を持つ人材の育成を目指した内容となっています。

レベル

内 容

1級

店長や経営者クラスのレベル

トップマネジメント全般に関する商品計画や商品予算の策定、マーケティング政策の立案、人事・労務・財務管理といった知識を習得している

2級

売場の管理者クラスのレベル

店舗管理に不可欠な従業員の育成や指導、仕入や在庫の管理といった知識を習得している。

3級

売場の販売員のレベル

販売員として最も重要な接客マナーや販売技術といった接客業務に関する知識を習得している。

 受験者は、小売業従事者だけではなく、製造業や卸売業、サービス業、さらには流通業界への就職を目指している学生にまで広がっており、合格者は「販売士」として流通業界の各分野で活躍しています。

 販売士制度は、試験を施行するだけではなく、5年ごとに資格を更新する制度を設けていることから、講習会または指定の通信教育講座の受講によって知識のブラッシュアップを図ることもできます。キャリアアップや就職のために是非ともチャレンジしてください。

​●販売士資格を取得する方法

 最寄りの商工会議所に対して検定試験の申込みを行い、指定の試験会場において受験し一定の基準を満たし合格すると、販売士が付与されます。

​●受験の要件

 学歴、年齢、性別、国籍は不問。誰でも受験することができます。

​●受験級

 どの級(クラス)からでも受験することができます。

 例えば、3級に合格していなくても、2級あるいは1級を受験できます。ただし、初めて学ぶ場合は、基礎的なレベルである3級から順に受験しすることが、スキルアップの近道になります。単に検定試験に合格することを目的とするのではなく、内容を体系的に習得することを求めるのであれば、3級から順に受けていくことが奨められています。

​●受験申込方法

 2021年度からネット試験方式となり、試験会場(テストセンター)のパソコンを使用し、インターネットを介して試験を実施します。

​●試験日時

 各テストセンターが定める日時と受験者のご都合を調整してお決めいただけます。これまでの年2回の統一試験日での実施と異なり、随時にご受験が可能となります。

​●試験会場

 株式会社CBT-solutionsのテストセンターでの受験となります。

​●試験申込

 日本商工会議所が業務委託している株式会社CBT-Solutionsの申込専用ページからお申込みいただけます。

商工会議所の検定試験.png

試験制度全般の確認はこちら

CBTS.png

試験の申込はこちら

申込フォーム

送信ありがとうございました

bottom of page